アメリカ大手ドックフードメーカー「ヒルズ」が犬用の療法食「オールスキンバリア」の販売を開始しました。
オールスキンバリア!なんか皮膚に良さそうなご飯だね!
アニコム動物保険の調べでは、2021年における動物病院への来院頭数の割合として「皮膚疾患」が最も多いのも重要ポイント
目次
オールスキンバリアはどんなご飯?
オールスキンバリアは食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の犬に対して効果があるドライフードです。
ツライ痒み!
痒みってツラいですよね。
その痒みを「ご飯で治す」ってどういう事?思われますよね。
実は犬の皮膚炎の多くはアレルギー性皮膚炎が関与しているんです。
犬アレルギー性皮膚炎とは?
犬の皮膚炎は「アレルギー性皮膚炎」が大半を占めています。
ではアレルギー性皮膚炎とはどういう病気でしょうか?
実はアレルギー性皮膚炎には「環境性アレルギーによるアトピー性皮膚炎」と「食物によるアレルギーを引き起こす食物アレルギー」が存在しています。
また、さらにアトピー性皮膚炎と食物アレルギーが混在しているアレルギー性皮膚炎も存在しており、飼い主さんや愛犬にとっては悩ましい病気です。
このアレルギーの皮膚の痒みは愛犬及び飼い主にとっても、大変ストレスになっており、
それに加えて、対応方法を見つけるのには費用と時間がかかっているのが実情です。
オールスキンバリアの特徴
アトピー性皮膚炎に対応
オールスキンバリアはヒスタガード(ビタミンEなどの抗酸化物質)を採用し、皮膚バリアを健康な状態に維持するようにサポート
食物アレルギーへの対策
主原料に、「卵」だけを使用することで、96%の食物アレルギーに対応しています。
オールスキンバリアの成分
オールスキンバリアの主成分は「卵」です。
なぜ、主成分が「卵」かというとここに重要なポイントがあります。
卵を主成分にした理由
- 卵は犬のアトピー性皮膚炎による痒みを軽減することが科学的に証明されています。
- 犬では「卵」は食物アレルギーになりにくい。
- 卵は皮膚・被毛ケアに適したアミノ酸バランス
犬には「卵」はアレルギーになりにくいんだね!
科学的に証明されたドックフード
科学的にオールスキンバリアを使用することで、最短で21日間で生活の質を改善させ、さらにアトピー性皮膚炎の犬において、82%の犬が痒みの軽減が確認されました。
Witzel-Rollins A, Murphy M, Becvarova I, Werre SR, Cadiergues MC, Meyer H. Non-controlled, open-label clinical trial to assess the effectiveness of a dietetic food on pruritus and dermatologic scoring in atopic dogs. BMC Vet Res. 2019;15(1):220.
まとめ
犬のアレルギー性皮膚炎は大変つらい病気です。根本的な原因が不明な場合が多く、食物アレルギーなのか?それとも環境アレルギー(アトピー性皮膚炎)なのか判断が大変難しい病気なので、飼い主さんにとって悩んでしまうと思います。オールスキンバリアは食物アレルギーになりにくい卵を主成分として、さらに皮膚の健康ケアに配慮されていることを科学的に立証されていますので、安心して食べさせられます。
ヒルズ オールスキンバリア
https://vet.hills.co.jp/pet-solutions/derm